「動く写真」について
「動く写真」が好きです。
とは言ってもスライドとかムービーとは違います。(笑)想像の中で、心の中で動く写真です。
写真は時間を止めてしまうのだけれど
ある写真からは
時間の前後の余韻を感じさせ、そこから想像が膨らんで、声や匂いや360°の景色やその前の事、後の事
写真に写っていないものが見えてくるような。
ファンタジーのようだけど、ファンタジーでは無いような、そんな想像を掻き立ててくれる、きっかけになってくれる写真が好きです。
「動く写真」は
写っているもの以上の景色を見せてくれる。
そんな写真をたくさん残せたら嬉しいなと思います。
写真を紙に焼いて残すという事。
写真を紙に焼いてみませんか?今風に言うと印刷してみませんか?なのでしょうか。
なぜか不思議な事に、写真はPCやタブレットなどの画面(モニター)で見るのと、紙で見るのは違うのです。
たぶん紙にした時から写真はモノになりアナログになるのだと思います。
アナログになった写真は写真に流れている時間の進み方が変わるように思います。(経年劣化とかじゃ無くて・・。)
それと温度を感じるようになる気もします。
紙に焼いた写真を飾るという文化があまり定着しなかった日本ではありますが
日本人は写真を撮るのは大好きな民族です。
もったいないので写真を飾った見ませんか?
飽きたら違う写真に変えれば良いのです。
良い写真に出会えたら、少しだけ普段の生活の中に良い空間が生まれるような気がします。
できたらフレームに入れて飾ってみませんか?
千葉県で結婚式写真を残しませんか?という話。
千葉県に住むようになって千葉を拠点にして結婚式の写真を撮っているので
もう少し千葉で写真を撮りたいなとは思っています。
これまでに感じたところだと房総半島でのロケーション撮影や結婚式の撮影って少ないように感じるのです。
僕が住んでいるのは房総半島の外房地域で九十九里平野のちょうど真ん中あたりです。
千葉県は東京にほど近い首都圏と呼ばれる地域のような印象ですが、実はかなり大きな県で地域によって様々なロケーションを持っています。
歴史を見ても現在ではメインストリームから外れるように思われていますが
調べてみれば、古くは旧東海道は三浦半島から海を渡り、安房から上総、下総を通っていたり、
平安時代の「延喜式神名帳」には伊勢神宮、鹿島神宮、香取神宮の三つだけが社号として神宮を付けられていて
江戸時代まで神宮はこの三つだけだったりしていたりと、あまり知られていない由緒のある場所もあったりします。
結局はあまり知られていないからなのか千葉県、房総半島には優しい時間が流れている場所が多いなと感じます。
心休まる景色が千葉の魅力の中では欠かせないものだと思います。
少し昔の日本の景色なのですね。
里山は、となりのトトロが腕を組んで集団で出て来そうなところが、そこここにあります。
大きな平野地域では2キロ先まで見える田んぼもあって
ゴールデンウィーク辺りからの田植えの時期から夏の収穫の時期まで広大な田んぼが水に満ちて空を映し出し
6月には新緑、8月の終わりには黄金色と様々な変化が見れます。
その田んぼには白鷺、青鷺、鴨が居ます。
街もまだ風情を残した商店街や古民家もあって
見つけようと思えば、きっとたくさんのロケーションが見つけられるはずです。
もちろん、大きな海と大きな空は千葉の大きな魅力ですね。
ここ最近では少しずつ房総半島のロケーションの中で結婚式を撮る機会に恵まれるようになってきました。
上記にリンクしてある房総半島の結婚式がそれです。
どうぞ、一度、千葉、房総半島のロケーションをご覧になってみてください。
優しい景色のロケーションフォトはなかなか良いものだと思います。