結婚式の雑学コーナー(笑

結婚式の準備などですこし疲れた時のコーナーです。
まずは夕日のお写真どでいっぷく。。


『我々の住む星は美しい。それはこの星が故郷だからか?』


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結婚式や写真に関してちょっと不思議に思ったことなどをネットなどで調べてみたことを書いてみました。
語源とか意味とか調べてみると意外な事もあって面白いです。

このコーナーは結婚式の写真とは関係の無いことばかりです。結婚式のご準備などに少々疲れた時のお休みにどうぞ。

それとこういう話をそのまま鵜呑みにしないでくださいね。こういう話もあるみたいだね。が無難だと思います。
僕なりに調べた事を書いていますが、信じる前に、ご自分でもお調べになって確証を掴んでくださいね。
そして、もしここに書いてある事が間違いならば、ご一報ください。訂正させていただきます。


ブライダルの語源

ウェディングの語源

手焼き写真という言葉

新郎新婦の立ち位置について

文金高島田は江戸時代の流行の髪型?

ウェディングドレスの起源は黒だった?

結婚式って何だろう?





ブライダルの語源



なんと「花嫁のビールの宴」だそうです。
イギリスの祝い酒が昔はビール(エール)で自分の家でも作っていたそうで、そのビールを各家庭で作るのが女性の仕事だったらしいです。
披露宴では結婚の祝いとして花嫁が自分の作ったビール(エール)を振る舞った。
エール・ブライド・ブライド・エール・・・ブライダルと・・ほっほう。。



ウェディングの語源



ウェディングの語源はなんと「抵当に入れる・保証する」だそうです。(おぉぉぉぉぉ
昔のヨーロッパでは結納金・保証金のよう習慣があったらしくWeddと発音しました。
いつしか「約束する」「誓う」という意味に置き換えられ Wedding(ウェディング)が結婚になったんだそうです。。


ちなみに英語の辞書でブライダルと引くと婚礼と出て来てウェディングと引くと結婚式と出てきますね。婚礼と結婚式って何が違うの????(笑

ちょっと辞書等で調べて行くと、婚礼とは結婚式の儀式全てを指すようです。
それは婚約から披露宴まで全て入るのですね。
正確には結婚式とは、いわゆる挙式だけの事を言って、その後の披露宴は結婚披露宴と・・・英語ではウェディングパーティになるわけですな。(笑


語源的なところから言うとブライダルは「花嫁のビールの宴」だから披露宴?
ウェディングは誓約だから挙式(結婚式)となるのかなぁ?

ただ日本人的にはブライダルと言われると後ろにフェアとかベアーとか付いて来て、どこか結婚式産業的なイメージがあって
ウェディングと言われると結婚式というイメージがあるのは僕だけかしら?



ほんとにどうでも良い事でした。(笑







手焼き写真・・この言葉がわりと日本的という事について。。




手焼き写真という言葉はきっと結婚式で写真家を見つけようとした時に初めて知ったという方が多いのでは無いでしょうか?
手焼き。文字通り「手」作業ではあるのですが、この後に続く「焼き」これが実は日本的であるみたいです。(日本だけでは無いかも知れないけれど)
たぶん乳剤(印画紙に着いている薬)が感光する事で化学変化が起こり色が出てくる
この感光を焼けるというように言っているのだと思います。
ところが英語になると「hand wash」(ハンドウォッシュ)と言うのです。
「手焼き」では無く「手洗い」(おっとトイレではありません。(笑))となりますね。
たぶんこれは印画紙が感光した後に現像液に浸し画像が浮き出てくる事を指しているのですね。
感光した事を「焼く」と表現した日本人と現像した事を「洗う」と表現した欧米の方々。
同じ作業なのに見ているところが違うのは面白いです。



ちなみに実際に毎週のように暗室作業をしている僕の感想は
暗室作業=水浸し・・・・
そんなイメージがあるのでやはりハンドウォッシュが近いのかな?
実際に光を当てている時間は秒単位で後はほとんど薬品と水の中ですからね。

白黒の暗室作業になると、もはやバットの中に薬品と水が入っていて
その中に浸した印画紙をジャブジャブ・・?!やっぱり洗っている感じ?


※最近では暗室作業はご無沙汰になってしまいました。。





結婚式において新郎新婦の立ち位置は何故新郎が右で新婦が左なのでしょう?



古来の日本では左が上座で右が下座(自分から見て)ですので男性が左で女性が右に居たようです。(男性優先の時代の話です。)
それから刀を左の腰に差していたので刀が抜きやすいという意味でも男性が左に居たようです。

西洋ではサーベルを右手で持つので男性が右、女性が左の方がやはり戦いやすかったようです。

では、いつから日本も西洋と同じになったのか?
それは昭和天皇即位の時からだと言われているようです。
時は西洋化の一途でちょうどこの頃から一般庶民も結婚式という文化がはじまり
タイミング的には西洋化されたスタイルが浸透するにはピッタリだったのですね。



ですので日本という事に特化すると実は右でも左でもどちらでも良く
また上座下座も男尊女卑という発想に繋がるわけで・・・・
なので今のスタイルも日本的だと言えるように思います。

ちなみにおひな様もお内裏さまが右でお雛様が左にあり西洋的と言えるのかな?
ちょっと不思議な気もします。







文金高島田は江戸時代の流行の髪型?


神前式などの和婚で使用される女性の髪型であるが
これは何と江戸時代初期に起源を持つ島田髷から始まるそうです。
元々は男の子供から大人になる間の(未成年の)男性の髷である「若衆髷」を遊女が取り入れたもので、それがたちまち大流行し貴賎を問わず当時の娘達がこぞって結ぶようになったと。
そから地域、身分、職業、個人の趣味で様々に派生したということです。

高島田は武家の娘が結ぶ髷で島田髷を根(どうやら頭頂部から後頭部にかけて)の部分を高くして優美に見せたものだそうです。
この中から最も根が高い形を文金高島田と呼ぶようになったと。

基本的に島田髷は未婚女性が多く結っていた髪型でその中でも優美な文金高島田が結婚式でも使用され今に定着しているのだと・・・



とは言うものの結婚式自体が一般に行われるようになったのが100年も経っていない過去の話わけなので結婚式があるから文金高島田がある分けでは無いのですね。


伝統というものにも最初が存在するのだなぁと思いますね。
といことは、現代から生まれ未来に長く伝わり伝統と未来の人達に言われるものが、できあがる可能性だってあるのですね。




ウェディングドレスの起源は黒だった?


起源はローマ帝国時代になるそうです。
キリスト教が普及した為にヨーロッパでは教会で結婚式を行うようになり、王族や貴族が婚姻儀礼用に着た衣装がウェディングドレスの起源であったと。
という事は約2千年も前の話ですね。(凄い伝統です。
しかしその頃は宗教上の儀式という事で黒のドレスに白のベールだったそうで、現在の白のドレスは18世紀後半頃と言われています。
理由としては花嫁の純潔の象徴という事ですね。(今もよく言われています。


ちなみに日本では1873年に長崎で初めてウェディングドレスを着用した結婚式があったそうで、日本の男性と中国の女性の国際結婚だったみたいですね。
その後も著名人の間ではウェディングドレスを着用した西洋式の結婚式が行われたそうで
昭和初期には雑誌にもウェディングドレスが登場するものの一般的にはまだまだ神前式や人前式が主立った結婚式だったようです。
(それに一般の家庭では結婚式を挙げること自体が少なかったようですね)



これだけ日本の花嫁さんがウェディングドレスを着るようになったのは戦後の事で
日本にはたくさんのアメリカ文化が流入しウェディングドレスも一般に知られるようになったのですね。
ドレスは和装よりも廉価で着るのも簡単(わりと大変そうだけど、でも和装よりはね)
それに西洋文化への憧れもあってウェディングドレスを着たいという女性は多かったみたいです。

ただ、なんですが。
実際にはウェディングドレスの供給が追いつかなかったという事実の為に多くの花嫁さん達にドレスが届けられたのは70年代くらいからでその後、急速にウェディングドレスが増えたみたいです。
ちなみに60年代では全体の3%しかウェディングドレスは着ていなかったとか。。
それから半世紀今やウェディングドレスの方が多いですよね。きっと。





結婚式って何だろう?


そもそも結婚式はいつから、はじまったのか?
そんな話はたまに聞く事があるのですが、今のような挙式披露宴という形が庶民の中で広まったのは戦後です。
それまでは庶民は披露宴を自宅で行っていました。
今のような会場を借りてのパーティーのような披露宴はまだまだ庶民には高嶺の花でした。
戦後しばらくすると景気が良くなって来たのと同時にウェディングドレスが安価で借りられるようになり今の結婚式の形が急速に広まり、いつの間にか一般的であると言われるようになりました。

では挙式はどうなのか?というと日本古来の結婚式と意外と勘違いされる、いわゆる神前式は明治から始まりました。
最初の神前式は明治33年に大正天皇が行った婚儀を国民が真似をしたいという要望に応えるようにして東京の神宮奉賛会(現、東京大神宮)が皇室の婚儀を参考にして民間の「神前結婚式」を作りました。
でも、これも庶民というレベルでは無かったようです。
白無垢などはとても高価だったはずなので。
では、その前は?というと
皇室や武士の間では婚儀、祝言など色々とあったようですが庶民の結婚式というのはやはり自宅という事になるようです。
江戸時代は250年続くのですが江戸では時期によって女性の人口比が顕著に少なかったので一生独身の男性は多かったようです。
そして恋愛事情はと言えば、現代と変わらぬ自由恋愛が庶民の中では一般的なようでした。
(武家になると家を守るという事でいわゆる政略結婚的な世界があったようですね)
江戸あたりでは自宅と言っても多くの庶民の家は狭かったでしょうから、どうしていたのでしょうか?
江戸にしろ他の地域にしろ庶民は自宅でお祝いをするという形が一般のようです。
のんびりとした時代ですから皆で酒を飲んで楽しんでいたのでしょうね。
挙式のような儀式はたぶんやるとしたら床の間のある家では床の間の前で(床の間は家の神様が宿る場所らしいので。。)お酒を酌み交わしたりはしたのかな?と思ったりします。

その前となると武家や公家は政略的結婚が当然であったと思われるので盛大なお祝いがされたようです。
ただ、その中にも恋愛という二人を中心に考えた結婚式もあったのかな?とも。。
庶民はたぶんあまり江戸時代と変わらないように思います。

その前となると・・・だんだん神話になっていくので・・・。

で、思うのですが、形式も何も全てはその時代に合った事をやっているのだな。そう思うのですね。
これが古来からのやり方。。なんて無いのでは無いかな?と思ったりします。(公家の世界は別だと思います。千年以上の歴史がありそう。)
庶民だから何でも良いという事では無くて、その時に仲の良い人達が皆でお祝いをするのが結婚式という事で無いでしょうか?
と、妙に当然の結論。。

で、結婚式って何だろう?という疑問って何だろう?
普通の生活の中で普通にある幸せを普通に皆で分かち合う。
その大きな祝い事が結婚式。

さて、疑問はどこから来るのか?
何となく思うところはあるけれど、それは一人ひとりが考える事なのでしょうね。






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